【ブログ】ビラ配り珍事件
2022.6.28こんにちは。
久賀塾の久保田です。
最近もビラ配りをしています。
チラシは色付きのクリアファイルに1枚ずつ入れて渡しています。
色がついていれば欲しいなと思ってもらいやすいですし、なにより紙だけを配るのには相当なリスクがあるので…。
そう、ポイ捨てのリスクです。
チラシってなんとなく断れなくて貰ってしまうことがままあると思います。
そして、カバンに入れるのも面倒くさいし正直いらないな…と思った時、子どもは割と簡単に丸めて道に捨ててしまいます。
そうすると、苦情はどこに行くでしょうか?
実は塾にはほとんど来ないんです。
学校に行くんです!
子どもたちがチラシを貰うのって、通学時の帰路であることが多いです。
そうすると、地域の人たちからすれば、
「いつもこの道を通っていく中学生がウチの前にポイ捨てしてる!」
という印象になるんですよね。
そして学校側に、
「チラシのポイ捨てがありましたよ」
と電話がいったりする。
そんな風に学校に迷惑をかけたくて配っている訳ではないですから、私たちも配った後必ず見回りをして帰るようにしています。
もし捨てているのを見かけたら、走って追いつき、声をかけます。
その中でよく見る場面がこれです。
クリアファイルだけをカバンにしまい、チラシは道に捨てる
これまで配っていて2回しかありませんでしたが、ファイルが欲しくて受け取った子はたまにこれをやります。
そして共通点が2つ。
①3人以上の団体であること
「こんなもん捨てるわ〜!」
「おいお前やばすぎ〜!笑」
という会話がセットですね。
友達の前で悪いことをして格好つけたい年頃ですから…。
②距離を取ってから捨てる
悪いことだという認識がなければ、目の前で捨てるはず。
やっぱり後ろめたいのか、角を曲がってからなどのタイミングで捨てがちです。
しかし上記のセリフがセットなので、普通に声でバレます。
クリアファイルも捨てる
これは結構衝撃でした。
しかも、道にポイ!ではなく、大人数でキャッキャ言いながら道路の側溝に詰めていました。
見回り中に見つけたので山賀が声をかけたところ、散り散りになって逃げていきましたが…。
ダメなものはダメ、しかも排水が詰まったら大変ですから、これはちゃんと叱らねば、と山賀も声をかけつづけました。
そうしたら、そのうちの1人が、
「先生!なんか追いかけられてます!」
とたまたま帰宅途中だった学校の先生に駆け寄っていきました。
暑くて汗だくの山賀。
道で声をかけたのは事実。
ちょっと怖い声を出したのも事実。
一見明らかに不審者でしたが、ちゃんと学校の先生に事情を説明し、分かっていただけました。
私はその間、側溝の蓋を開けてました。
なんでこんなとこにねじ込むのか…。
本当に重いフタでした(結局山賀に助けてもらいました)。
地面に這いつくばって顔まで突っ込まないといけませんでしたから、正直かなり嫌な気持ちでした。
「チラシはもらうな」校則
大前提、ポイ捨てする子どもが悪いです。
子どもだから仕方ない…ではなく、悪いと分かっていてやっている年齢のはずですから。
でも学校からしたら大変困りますよね。
捨てるなと指導したところで、捨ててしまう子はやっぱりいるわけで…。
結果、それを防ぐ一番良い手段として、
「チラシは決してもらわないように」
と子どもに声掛けをするのが根本の解決として選択されがちなんです。
チラシを手渡してくる人に悪意があれば犯罪に巻き込まれるかもしれませんし、いらなければ道に捨ててしまうでしょうから、受け取るリスクが大きいのは最もです。
しかし、塾を探していてチラシに興味がある子も、校則で決まっているからと受け取ることができなくなってしまうんですよね…。
「あ!悪い人いる!」
チラシを配っている人=ダメなことをしている人、になっているので、指さしてこう言われることもあります。
「そんなことないよ〜」
と言ってはみますが、余計怪しい感じになってしまいます。
悪いことをしていない人が理不尽な扱いを受けるのは悲しいです。
「道に捨てちゃダメだよ」
と声をかけながら配っても、やっぱり捨てる子はいます。
見回りをしても、もしかしたらすごく離れたところで捨てているかもしれません。
どうにか、ポイ捨てだけは辞めてほしいものです…。
毎日どんどん暑くなってきましたから、走るのも大変ですしね。