こんばんは。

上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。

 

いよいよ明日は都立入試で使用される英語のスピーキングテストです。

通称、『ESAT-J』。

※ESAT-J = English Speaking Achievement Test for Junior High School Studentsの略称

今夜も20:00から、直前対策講座を行いました。

全部で3回行った今回の講座ですが、既存の塾生たちはさすがに全回出席した甲斐があってか、かなりの上達を見ることができました!

紹介で新しい生徒も参加してくれました。

発音が元々綺麗な子でしたが、実際に時間を計りながら試験問題に取り組んでみることで、いろいろと修正点が見つかったようでなによりです。

さて、前夜の今回は、4つに分かれているPartを過去のプレの問題(令和3年度)からよく見て、どんな意図があるのかを考えてみようと思います。

かなり長くなったため、Partごとに記事を分けますね。

ESAT-J (中学校英語 スピーキングテスト) PART Aa 考察と攻略

Part A 発音

1つ目のPartは音読です。

30秒で黙読して、その後30秒間で録音をします。

問題の頭には、「英語部員のあなたは、他の部員に向けて、去年の冬休みの思い出について短いスピーチをすることになりました。 次の英文を声に出して読んでください。」と状況が書いてありますが、これは傾向を見る限り、「英語で喋るべき状況ですよ」とお知らせしているだけのように思えるので、深く考えなくて良さそうです。

実際の文章はこんな感じ。

30秒の黙読では、脳内で音読をしてみてRやTHの典型的な発音を再確認しておくのが良いでしょう。

このような問題がもう1問でますが、どちらも文章の内容についてあとから言及されることはないため、本当に発音だけを見ているようです。

採点基準はこんな感じです。

Part Aについては音声の採点基準しかなかったので、本当に発音と音読の流れだけを気をつければ問題ないと思います。

録音という性質上、普段より大げさにRやTHの発音をするのが良さそうです。

また、見逃しがちなのが上記の問題で言うと "things" のs!

日本語にはない、可算名詞の複数形のsは音読時に見落としがちです。

令和2年や元年のプレに出てきた単語だと、 "streets"や"parks"のsが見落とされがちでした。

カタカナとして「ストリート」の方が浸透してしまっているため、複数形のsがついていても "streets" として認識するのが難しいんですよね。

Part Aはとにかく発音!なので、書いてある単語をすべて確実に読んだ上で、舌をどこにもつけず巻くRや舌先を少し噛むTH、唇を噛むVなどの発音を意識して頑張りましょう。

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