【ブログ】塾の雰囲気を握る受験生
2023.6.23こんばんは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
先日、とうとう完全な職場復帰をしました!
もともと産後は1か月検診が終わって問題がなければ、そこから復帰しようという話になっていました。
検診の結果まったく問題がなかったので、塾でまた教え始めています。
実際は退院した当日から塾には顔を出し、丸付けしたりちょっと授業したりしていましたが…それでも、やっぱり完全復帰となると忙しさが全然違います。
それでも久しぶりに生徒にゆっくり時間が取れるのは嬉しいものですね。
久賀塾は今かなり塾生が増えて、中3は全部で5人います。
それ以外の学年も各2人ずつほどいて、曜日によっては教室がそろそろ満員になってきました。
毎年、生徒によって教室の雰囲気は大きく変わります。
雰囲気のカギを握っているのはいつだって、ほぼ毎日来ている受験生たちです。
全員が一生懸命に勉強しているというところは変わりませんが、生徒同士の切磋琢磨の仕方が違います。
お互いをライバル視して小テストの点数などで競い合う学年もあれば、受験に向かう戦友として励まし合う学年もありました。
後輩も巻き込んで昼休みにみんなでマックを食べる学年もあれば、それぞれが外食に行って帰ってくる学年もありました。
一昨年までは自由が丘で高校生を指導していたため、そこだけでも中学生たちとは空気感が違いますが…。
今年の受験生たちはめちゃくちゃ元気です。
元気で、勉強がまだ好きではありません。笑
5月前に入ってきた子が多いため、塾に通うということだけで楽しかったり嫌だったりするようです。
宿題を出されても、自習のために早めに来るように言われても、一言目には「え~!」が出てきます。
どうにかして宿題が減らないか、塾を休めないか、ということに必死になったりする、中学生らしい中学生たちです。
でもそれが、私はとても気に入っています。
宿題を出されて、「分かりました」と言った割に最初の1ページだけ簡単に手を付けて、「お腹がなんか痛くてできませんでした…」と言われるより、「え~!無理!もっと宿題減らして!」と言ってくれる方が何倍も良いからです。
なんだかんだと理由をつけては塾を休んだり、親御さんに「なんか先生が怖くてやる気がでなかった」と言い訳をして勉強から逃げるより、「部活でマジで疲れたからちょっと遅れて行かせてください」と正直に言ってくれる方が何倍も良いです!
もちろん、勉強大好き!どんどん課題出してください!言われたことも言われてないことも自分で積極的に進めます!が一番良いですが、はっきりいってそんな中学生は滅多にいません。
それならせめて、塾の先生にだけは正直であってほしいと思います。
本当はイヤなのに「やりたいです」と大人向けの返事をしておいて、実際はやりたくなかった、本当は嫌だったと思われているとモチベーションなんて絶対に続きません。
だから、塾ではいつも「先生にはこう言わないと」と思わず、嫌ならイヤ、眠いなら眠いとはっきり言ってくれと伝えています。
そのおかげもあってか、非常に素直に色んなことを伝えてくる受験生たちです。笑
同時に、お互いのテストの点を言い合っては競い合う、よいライバルの空気感も持っている学年だと思います。
もうすぐ夏が来ます。
夏期講習が楽しみです!