【ブログ】先生の大学受験奮闘記 ~久保田の場合①~
2024.4.11こんばんは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
さて、教えている私たちも、かつての大学受験生です。
毎年この時期になると、やはり自分たちの時のことを思い出しては、後悔したりニヤリと笑ったりしています。
というわけで、先生たちの大学受験奮闘記を書いてみます。
山賀と久保田はそれぞれかなり違う受験をしているので、人間性や受験の多様さが分かってきっと面白いと思います。
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久保田についてのまとめです。
・出身地:石川県
・進学先:東京都
・大学:国立 お茶の水女子大学 文教育学部 言語文化学科 英語圏言語文化コース
・試験科目:センター試験(現共通テスト)
→国語・世界史B・地理B・数学IA・数学IIB・生物I・英語を400点満点に圧縮したもの
・試験科目2:二次試験
→国語・英語あわせて400点満点
出身地と進学先
地元の高校では、主に『大学進学に際して都会に出ていく』か、『地元の国立大学である金沢大学に行く』が主な進路でした。
都会に行くと言っても私立専願の生徒はほとんどいません。
大抵が国公立を目指しながら滑り止めで私立を受けるような感じです。
受験する大学も、多くて3~4校。
国公立1つと私立1つというパターンが多く、それに伴ってチャレンジ受験をする生徒もあまりいませんでした。
というのも、地方の高校生にとって都会での受験はかなりコストがかかるんです。
1回受験するだけで、宿泊するホテルや往復の交通費、もちろん受験費…数万円が平気でなくなります。
ばらけた日程の私立を何校も受けるのは難しいですよね。
久保田は青学と早稲田、お茶女を受けました。
3校は多い方ですね。
祖父母の家が東京にあったのでできたことです。
大学の選び方
正直に書きます。
久保田は高校生のころ、授業の8割を寝て過ごし、自宅でも学習するふりをして眠り、朝も別に早く起きないという怠惰な学生でした。
さらに自分が行く大学なのに、漠然と東京に行きたいという気持ちしか持っておらず、とりあえずその時になったら考えようというありさま。
理系文系を選ぶときも数学が苦手というだけで(寝ていたのだから当たり前です)文系にしたくせに、受験前になって「医学部ってかっこいいね」などと言い出した能天気な考えなしの高校生。
高3になったタイミングでの志望校は東京大学です。
学校の「東大・京大セミナー」みたいなものにも参加して、しっかり寝てきました。
後に名古屋大学の医学部に合格した友人は、爆睡していた久保田にセミナー後、「お前なにしにきたん」と声をかけてくれました。
東大は受けるまでもなく無理でした。
センター試験で約700点以上とれていないと、足切りされて二次試験を受けることすらできません。
久保田は…前述した通り睡眠の天才だったので…数学は定期考査で30点、地理は40点、世界史も40点、という絶望的な成績。
しかも東大は二次試験まできっちり数学と社会が必要です。
そりゃ無理だよね。
セミナー行く前に気づけよ。
…思いのほか長くなってきたので、続きは次回!