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【ブログ】都立入試に英語スピーキングテスト登場
2022.11.26こんにちは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
令和4年度から実施されるテストなので、過去問はプレ実施の3つのみ。
それも年ごとに問題形式が少しずつ変わっているので、実際にどのようなものが実施されるかは蓋を開けるまでわかりません。
どんな試験問題でも、突然ガラッと方針が変わることもありますしね。
しかし、対策をしたくてもプレが3つしかなければ練習もなかなか難しいもの。
そして、自分だけでの練習ではなにが正解か分からないまま進むことになります。
公式HPのQ&Aでは、このように書かれています。
英会話や塾に通っていないので心配です、とのQに対して、
英語に触れる時間を増やしましょう。授業での取組に加え、教科書の音読や学校で行った活動を 思い出し、もう一度声に出してやってみるなど、家庭で復習することで十分に力を付けることが 可能です。
実施される前に恐縮ですが、「教科書の音読」と「学校での活動を思い出す」ことで十分に力がつく…?
そんなことで英語スピーキングができるようになっていたら、今頃日本はバイリンガルだらけですよ!
教科書の音読をしたところで、発音は誰が見て直してくれるんでしょうか。
活動を復習して、自分が喋れているかどうかは誰にアドバイスを貰えば良いんでしょうか…。
それでも、できると言っているのだからとプレの問題を見てみました。
これはなかなか厳しいんじゃないでしょうか…!
Partが4つに分かれていて、どれもそのPartではかりたい力というのは非常に分かりやすい構造になっています。
ただ、いかんせんこれでよい結果が残せる生徒というのはどれくらいいるのか、大いに疑問に思うところです。
英語を学習するのであれば、喋れるようにすべきだというのは私がずっと大事にしている理論です。
その方向で受験が進んでいくのは非常に嬉しいことなのですが…どうにも、まだ噛み合っていないように思います。
そして、実際にプレの問題を見ている生徒の少ないこと!
塾生と一緒に先日プレの問題対策講座を実施しましたが、PartDに至っては「初めて見た」「こんなに難しいなんて知らなかった」とのこと。
実際、やってみても本来録音すべき時間に無言になってしまい、回答できないケースが頻発していました。
久賀塾では私が予想問題を作成し、対策講座を行っています。
明日、いよいよ前日、直前対策講座をまた行う予定です!
20:00〜、塾生以外も無料で受講いただけます。
直前で焦って検索してたどり着いたそこのあなた、ぜひご一報ください。
ESAT-Jについては色々と書きたいことがあるので、また別記事で各Partの分析や予想問題公開もしたいと思います。
頑張りましょう!