【ブログ】【Part A】ESAT-J(都立英語スピーキング)考察と攻略
2022.11.26こんばんは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
いよいよ明日は都立入試で使用される英語のスピーキングテストです。
通称、『ESAT-J』。
今夜も20:00から、直前対策講座を行いました。
全部で3回行った今回の講座ですが、既存の塾生たちはさすがに全回出席した甲斐があってか、かなりの上達を見ることができました!
紹介で新しい生徒も参加してくれました。
発音が元々綺麗な子でしたが、実際に時間を計りながら試験問題に取り組んでみることで、いろいろと修正点が見つかったようでなによりです。
さて、前夜の今回は、4つに分かれているPartを過去のプレの問題(令和3年度)からよく見て、どんな意図があるのかを考えてみようと思います。
かなり長くなったため、Partごとに記事を分けますね。
Part A 発音
1つ目のPartは音読です。
30秒で黙読して、その後30秒間で録音をします。
問題の頭には、「英語部員のあなたは、他の部員に向けて、去年の冬休みの思い出について短いスピーチをすることになりました。 次の英文を声に出して読んでください。」と状況が書いてありますが、これは傾向を見る限り、「英語で喋るべき状況ですよ」とお知らせしているだけのように思えるので、深く考えなくて良さそうです。
実際の文章はこんな感じ。
30秒の黙読では、脳内で音読をしてみてRやTHの典型的な発音を再確認しておくのが良いでしょう。
このような問題がもう1問でますが、どちらも文章の内容についてあとから言及されることはないため、本当に発音だけを見ているようです。
採点基準はこんな感じです。
Part Aについては音声の採点基準しかなかったので、本当に発音と音読の流れだけを気をつければ問題ないと思います。
録音という性質上、普段より大げさにRやTHの発音をするのが良さそうです。
また、見逃しがちなのが上記の問題で言うと "things" のs!
日本語にはない、可算名詞の複数形のsは音読時に見落としがちです。
令和2年や元年のプレに出てきた単語だと、 "streets"や"parks"のsが見落とされがちでした。
カタカナとして「ストリート」の方が浸透してしまっているため、複数形のsがついていても "streets" として認識するのが難しいんですよね。
Part Aはとにかく発音!なので、書いてある単語をすべて確実に読んだ上で、舌をどこにもつけず巻くRや舌先を少し噛むTH、唇を噛むVなどの発音を意識して頑張りましょう。