こんにちは。

上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。

最近はありがたいことに小学生のお問い合わせが増えてまいりました。

公式HPには料金表が載っていませんが、小学生から高校生まで見られる塾ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

さて、久賀塾には現在、中学受験を目指す小学5年生が2人います。

どちらも元気な男の子で、毎日励ましあい、時に競い合いながら切磋琢磨しています。

ある日の国語の授業でのこと。

同じテキストをやっているのですが、それぞれで進度が違います。

国語はHくんが少しリードしている状況でした。

その日問題に出てきたのは、「メロンパン」との初めての出会いについて書いてある小説の一場面でした。

それを解説しながら読んでいた私とHくん。

あまりの巧みなメロンパンの描写に思わず、「うわ~メロンパン食べたいね~~!」と言い合いました。

それを聞いていたSくん、「なんでですか?」と聞いてきたのですが、「あと2つ進めば分かるよ…早くこれ読んだほうがいいよ…」とHくん。

そこから、休憩時間になり、ふと気になって久保田はSくんに質問しました。

「先生は上板橋に引っ越してきてまだ5年くらいなんだけど、おいしいパン屋さんっておすすめある?」

Sくんが教えてくれたのは、聞いたことのないお店の名前。

特にメロンパンがおいしいとのこと!

よく通る道の1本奥にあり、Googleで見てみるととても小さな直売所のようなところ。

これは行かねば!と早速翌日、家族3人で訪ねてみました。

小さな場所に所狭しと並ぶパンの棚。

お店に入るのではなく、外からほしいパンを口頭で伝えてもってきてもらうシステムでした。

もちろんメロンパン、他にもいくつかパンを買って帰宅!

おお…これは…おいしい!

ということで、その日の小5の授業はサプライズつきになりました。

「Sくんが教えてくれたメロンパン、買ってきたよ!半分こして食べな」というと2人はニヤニヤ。

メロンパン小学生

文章をもう読んだHくんは「うわ~、これこれ!最高!」と笑顔。

まだ読んでいないSくんは「気になる~、早くそこまで進みたいな」とワクワク。

半分こしたメロンパンはあっという間になくなり、お互いに「あれ!?俺のがない!?…Hくん、食べた?」「え!俺のもない!…Sくん、食べた?」とふざけあっていました。

それを見ていた久保田も、さっき食べたのにまたメロンパンが食べたくなったのは秘密です。

こんなイベントめったにありませんが、国語の文章を「問題文」としてだけ捉えていると、読むのも楽しくなくなってきてしまう子が多いです。

興味が持てなくなり、国語自体が嫌になってしまうこともよくあります。

でもこうして「問題」として出会った文章について実生活での経験が結び付くと、勉強がぐっと楽しくなります。

これからもなにか楽しさのエッセンスを見つけてあげられたらな、と思う久保田でした。

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