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【ブログ】GWはアイシールド21を読んでね

2022.4.29

久賀塾の久保田です。こんにちは。
東京は雨ですがGW初日みなさんいかがお過ごしでしょうか。

インドア派の私なので、家で過ごす連休は楽しいものです。
一日中ゲームしたり、本を読んだり。
ベッドを腐らすのもおすすめです（我が家ではベッドから出ずスマホに没頭することをこう呼んでいます）。

さて、どうせベッドを腐らすなら、名作に浸ってみるのはいかがでしょうか。
ベッドも人間の汗で腐るより、名作を読んで流した涙や手に握った汗で腐る方がまだ幸せでしょう。

ということで私の人生のバイブルを紹介しますね。

アイシールド21

言わずとしれた名作ですね。世界の８割の人間が読んでいると思います。
未読の２割のあなた、いいんですよ…知らないことは誰にでもありますから。恥ずかしがらないで。

でも読んでいないのは本当にとんでもないことです。こんな名作をスルーしてきたなんて、恥ずかしく思ってください。反省！

反省が済んだところで本題に移りましょう。
ちなみにこの記事はネタバレを含まないように考慮して書きましたので、安心してお読みください。

アイシールド21は高校のアメフト部が全国大会の「クリスマスボウル」を目指していく大変アツい青春スポーツ漫画です。
アメフトのルールを知らない？大丈夫、ぜんぶわかるように描いてありますから。

アメフトは１チーム11人で行うスポーツです。
でもここ泥門（でいもん）高校アメフト部には２人しか部員がいません。
他の運動部から助っ人を呼んでは練習試合で負け続ける日々です。

野球で言うピッチャーかつフィールドで指示をだす司令塔の蛭魔（ヒルマ）と敵のブロックをする大きな体の栗田（クリタ）が共に、夢のクリスマスボウルに挑戦するラストチャンスの年を迎えたところから物語は始まります。

予選の日が迫る２人きりのアメフト部は、ある日とんでもない才能に出会います。

主人公になる瀬那（セナ）です。

こいつが異様に足が速い！とんっでもなく速い！
50メートル走で言うと5.7秒くらいで通学路を駆け抜けていきます。
（ちなみに私は11秒かかります。セナならその間に100m走ってますね。）

足が速いだけ？
いえ、なんでもできる必要がないのがアメフトの面白いところです。

セナは足が異様に速い、ただそれだけです。
ちなみに栗田はパワーだけが取り柄。蛭魔に至っては頭脳だけが取り柄です、アメフトなのに。

他の運動部に取られるのを防ぐため、セナは顔を隠すアイシールドをつけ、背番号21を背負ってフィールドに出ることになります。

ここまでの展開だけでもうアツすぎない？
このあと唯一無二の才能を持った部員が集まってくるやつじゃん絶対。

ええ、集まってきますとも。そりゃそうよ。そんで夢のクリスマスボウル目指すでしょ。そりゃそうよ！

全国大会への道のりは遠く長い。
対戦相手はとんでもなく強いやつらばかりです。

１つだけできればいい、と豪語しましたが、当然「全部できる」やつもいるのがスポーツです。

・セナ級に足が速い上に信じられないストイックさで成長しつづけるやつ
・身長が高すぎて誰も届かないパスを通せるやつ
・普通にめちゃデカいのでブロックが無敵のやつ
・狙ったコースに寸分違わずボールを投げられるやつ
・とんでもねえ距離をキックでかっとばせるやつ

などがどんどん出てくる上に、全員わりとなんでもできます。
話が違うじゃねえか！そんなやつばっかいる試合で泥門が勝てるかよ！

勝てるんだよな〜〜これが！
誰も思いつかない戦略と尖りすぎた才能を振り回して泥門はフィールドに奇跡を起こし続けます。

この漫画の面白いところは、泥門がちゃんと負けること。
少年漫画お決まりの勝ち続けるやつね〜！と思いきやしっかり負けたりします。

自分の目で確かめてください。
たぶん３巻くらいで「いけっ勝てっ泥門！いけ〜〜！」と声が出てしまいますから。
とりあえず37巻のうちで10回は泣いてしまうことを先にお伝えしておきますね。

安易に名言を書き連ねることもできますが、自分で読んでくださいそれはもう。
魅力的なシーンを紹介したい気持ちをぐっとこらえてここまでにします。

2000文字も書いちゃった…。
ここまで読んだ人ならアイシールド21を単行本で読むのなんかあっという間ですから、早く読んでこちら側に来てください。
作画は村田雄介先生です。ワンパンマン描いた人です。絵と構図も最高にかっこいいです。

この漫画、全37巻で完結しています。
重たい？いえ、GWは長いじゃないですか！読めるでしょう！
それともまた反省したいですか？アイシールド21を知らないまま人生を過ごしていくおつもりですか…？えっ、こんなに面白いのに？？

びっくりしちゃう。こんなに面白いのに…。